皆さんこんにちは！
梅雨の晴れ間が気持ちのいい日ですね。

1年生は入学から2か月が過ぎました。
すっかり学校生活にも慣れ、楽しそうに毎日を過ごしています！

今日はコンサート舞台コースの基礎実習のお話を。
入学してから7月までの間の実習では
コースの選択を行わずに、すべてのコースの事を学びます。

舞台コースでは舞台監督や舞台美術の仕事を
座学形式で学ぶ他、 舞台を作る基礎の作業を
実際の道具に触れながら実習を行います。








こちらは舞台の床面に「パンチカーペット（通称：パンチ）」を貼っているところ。
床面を保護するため、色を変えるため、と様々な事情で
使用されるパンチは巻くのにも貼るのにもコツがいります。
（床に敷いてある黒いカーペットの事ですよ）



 




それから引き終わったパンチの上に「バミリ」をします。
図面に基づいて、ステージ上の出演者の立ち位置や道具を置く位置
に目印をつけていく作業です。
メジャーで図って正確に位置を決めていきます。


 





こちらは「山台」と呼ばれる台を作っているところ。
この上にドラムセットが置かれたりします。
平台と箱馬という部材を使って、積み木のように組み立てます。
はじめての釘打ちに、盛り上がる一年生！


 





 











「イントレ」という足場を組む実習も行いました。
野外のイベントでは、この足場にスピーカーが置かれたり
照明機材が仕込まれたりします。
組み立てたあとは、交代で上に登って高さを確かめます。
作業の際は安全の為にヘルメットを着用です。



 




それから基本のロープワークも習いました。
ここで習った「鉄管結び」「もやい結び」は
実は舞台上だけではなく、実生活でも役立つ場面がたくさん！
そんな豆知識も得ながらの舞台コース基礎実習でした！