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気絶!

2006年03月13日 気絶!

皆さんは好きなアーティストのライブで気を失った事がありますか?というよりもライブでなくても熱狂しすぎて気絶してしまったとか。今回紹介するライブは、私が知っている中ではダントツで気絶している観客が多いし、完全にイッちゃっているファンが多いコンサートです。この人はもうライブをやる(やれる)事がないと思うので、貴重なDVD だと思います。それは・・・
LIVE IN BUCHAREST : THE DANGEROUS TOUR MICHAEL JACKSON

 実はDVDとして発売されたのはついこの間なんだけれど、私は1993年くらいにBSで放送されたのをたまたま録画していて、それを何十回と見て楽しんでいた。これがセルDVDで発売される日をひたすら待っておったのだ。
 このオッサン(決して私はファンではないので、あえて乱暴な表現を使わせてもらいますわ)は、今はとてもこういったBlogなんかでは取り上げるべきではないと思うくらい、社会的に問題アリアリだけどね。でもこのライブ自体はとても完成度が高ーい。しかもその後に与えた影響たるや数知れない。ライブのオープニングの演出なんか、まんまパクったライブもあるし、そうでなくても色々なダンス、衣装替えや仕掛けを隠すためのミスディレクションなど、ホントに色々なアーティストが真似しているんだよね。そういったところでは、ライブをエンタテイメントとしてグレードアップさせるにはどうすれば良いか?なんてことのヒントになるものがてんこ盛り。コンサートイベント科としてはとても良い教材。

 それでもって、気絶するファンがやたらといる。熱烈歓迎、阿鼻叫喚、抱腹絶倒、七転八倒、まぁばったばったと人が倒れていくんだよね。まるで戦場みたい。マイケルのライブというテロ(これはちょっとシャレにならない表現)でも起きたのかっていうくらい。ホント興奮しまくっている。それでセキュリティー(警備のニーちゃんたちの事)が搬出!?しているのをいちいち映像に収めているものなんて、私の知っている限りでは他にない。せっかく何ヶ月も前に必死で取ったチケットだろうに、しかも10万人クラスの大規模スタジアムライブのほとんどステージ前のブロックなんて、プラチナムなんだろうけれど。ライブが始まった瞬間に、プッツン(おー!懐かしい表現)しちゃって、運ばれてる。あーもったいない!なんて思うわけですわ。
 ただ1992年という年、場所はルーマニアという国の首都のブカレスト。チャウシェスク政権が崩壊して、西側の文化が東欧にどんどん流れ込んだ時代。きっと国民全体にカルチャーショックを与えた出来事がこのライブだったんだろね。そんな背景もあって、オーディエンスの熱狂ぶりはホント凄いんだわ。日本で例えると、ビートルズの初来日とかってきっとこんなんだったんだろうなって。歓声が凄すぎて何も聞こえなかったらしいしね。
 
 話をライブの中身に戻すと、まぁ見所はてんこ盛り。私ゃダンスとかには全く興味はないんだけれど、最近(でもないか)のHip Hopとかのダンスブームに夢中な人たちにも是非見て欲しいと思う。きっと今となってみれば、難しいテクニックがあるわけではないんだろうけれど。ダンスのキレ味、ポーズの決め、それを含めた様々な演出とのマッチング、踊りを見せる所と見せない所のバランスなど、何も分からない私が見ても『おーっ!カッケー!!』なんて思ってしまうんだな。それを考えた演出家とそれを実現出来たマイケルは素直に凄いと思うし、こんなコンサートのスタッフはとても楽しいだろうと思った。それにコンサート・イベント科の学生は、今でこそ邦楽全盛で外タレを全く聴かないという子も結構多い。だけれどこのライブみたいに世界中でウケたものっていうのは、それだけ優れている何かがあるから是非見て欲しいんだよね。
 日本人は言葉の壁ってのがあるって勝手に思っていたりするけど、実際に外タレが日本に来る時は、当然母国語ではないわけだし、だいたいワールドツアーをやれるアーティストなんて、英語圏以外の国もかなりツアーしていたりするんだよね。それだけの人を魅了するって言うのは、音楽そのものに凄いパワーがあってライブ自体にめちゃくちゃ魅力があってってことだと思うしね。
 
 あまりまともな事ばかり書いていると、面白くもないので、ここで視点がひん曲がって行くのが私のブログの特徴。実は私的にはJenifer Battonという女なのにまるでライオンの雄のようなルックスで、電飾衣装はまるで小林幸子! めちゃくちゃスーパーテクをもっているネーちゃんと、David Williamsという、やたらとパーカッシブなギターで、ロールスロイスに乗っているくらい大金持ちでマイケルサウンドの要という黒人ギタリストのコンビが結構気に入っていたのね。バックミュージシャンに興味を持つのはマイケルのファンにはいないと思うんだけれど、ダンサーやスタッフだけでなく、バックをサポートするミュージシャンの腕の確かさも特筆モンだと思うよ。いやー、やっぱギャラが良いのかいいミュージシャンをかき集めちゃっているよね。きっと文句のいいようがないくらいの待遇だったんでしょ。あー羨まし、羨まし。
 ただこのDVDの音のミックス加減はちょっとどころかかなり変。特にオーディエンスの歓声が突然大きくなるのは、あまりに不自然!床鍋先生あたりだと『こんなもん売ってんじゃねーよ!』って思ったりするのかな??

 いずれにしても様々な世間を騒がせた問題により、音楽活動が止まってしまって(復活はあり得るのか?)いるのはとても残念。全盛期にはこれだけ凄いライブをやってのけたのにね。何事もなければ、今ではどんだけ凄い事やっているんだろう?って思うだけにやっぱり残念なんだよね。そういう意味でもこのライブDVDはチェックしてみて下さいな。
 

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