音楽してますか?
2006年02月27日 音楽してますか?
音楽って音を楽しむって書くわけですけれど、皆さんはいかがでしょうか?実は音楽を仕事とすると、純粋に楽しめない時もあったりします。好きな事を仕事にするとなんにでもつきまとってくる事だと思います。しかしその好きな事を仕事にしていて、それを十分楽しんでいる時、これはホントに幸せでしょうね。コンサート・イベント科の先にある仕事というのは、そういう可能性が沢山あるわけです。そこで今回紹介するのは『本当に音楽を楽しんでいるなぁ!』と言う雰囲気がにじみ出ているライブです。私の中では”史上最強のツインギター!”です。それは・・・
BAD HOT SHOW BAHO
いやー、初めて個人的に好きなもののレビューを書けますわ!って誰もこんなライブDVD紹介を「書け!」とも「書くな!」とも言っとらんけどね。
BAHOは日本の3大ギタリスト(ってあと二人は誰やねん?)で東京の馬鹿ことCharと、大阪のアホこと石田長生(おさむ)の二人のお笑いギターコンビ、というかギター漫談というのか、とにかくコミカルなアコギユニット。
活動はとても自由奔放で、実は本人たちはBAHOを結成した!という意識はないそうで、時折思い出した様に二人でライブ活動のみやっとります。
一番最初の結成は1989年と聞いとります。オイラが初めてライブに行ったのが確か1990年頃。うわー、もう16年も前の事になるのかー。その時出たデビューアルバムが既にライブアルバムで、それから16年も経つのにオリジナルアルバムが3枚しか出ていなくって、その中のほとんどがカバーかそれぞれの持ち曲で、BAHOとしてのオリジナルがほとんどないっていう、マイペースにもほどがある活動っぷり。そんなところも私なんかよりもプロのアーティストがうらやましがるところ。コンイベ的にも、ライブにだけはとてつもない思い入れがある(というよりはライブでしか意味がないのかな?)彼らの活動はまさにお手本にしたい所。
二人のギターの巧さはさておき、チャーは一般的にはエレキギターのイメージが圧倒的だと思うけれど、アコギのサウンド、フレージング、コードヴォイシングなどはホントにMusician's Musician、プロ中のプロ!!なんて、こんな私がほめんでも良いわね。
さてこのDVDの最大の見所(笑いのツボ)は、3弦ベンチャーズ!という史上最強にして大爆笑のツインギタープレイ。何かというと、BAHOの長い歴史でベンチャーズのダイアモンドヘッドという曲をベースにしての二人のアドリブの応酬という、長いときは30分以上にも及ぶギターバトルがあったのね。そもそもベンチャーズの曲をアコギでやること自体十分笑えるんだけれど、ギターの達人のお二人はもう慣れすぎたので、初心を思い出すべくせっせとベンチャーズの練習に取り組むためにはどうすれば良いかを考えた。その結果出てきたのが、二人でギターを弾いて、まるで一人で弾いているかの様に聴かせるというモノ。実際にチャーのギターには1、3、5弦、石やんには2、4、6弦しか張っていなくって、しかもそれがそれぞれ下手からと上手からステレオでバラバラに聞こえてくるんだわ! DVDをヘッドホンで聴くとそれはもう凄いのなんのって、アホ(バホ)すぎて、それこそライブじゃなきゃ全く意味をなさないスーパープレイというかM1グランプリ級のネタ!!ホント聴いてみて下さいな。ちなみに最近は更にこの3弦ギターネタが増えていて、凄まじいテクニック!?を披露していらっしゃるのだ。
こんな調子で書き始めると軽く5年分ぐらいのブログになりそうなので、ブログのネタがつきた時にでも書かせて下さいな。今回選んだ理由は、タイトル通り音楽(音を楽しんでいる)している二人のプレイは、音楽が好きでこの仕事に興味を持った人たちにもきっと分かってもらえると思ったからで、ホントに音楽を仕事としていてしかもこれだけ楽しめるって言うのは幸せなことなんだなって思います。しかもその表現の場が『ライブ』でしかないっていうのが、このBAHOの一番のウリ。だって純粋なスタジオテイクしかはいっていないアルバムはマキシシングルが1枚だけ。ライブものはCDで3枚、DVDで4枚とまさにライブにこだわった(というかライブでしか表現出来ない)ものばかり。これはとてもとてもコンイベ的だよね!もちろんお笑いばかりでなく、お洒落でクールでアツーいプレイも満載。こりゃーため息もんでっせ。そんな二人が更にウケを狙ってくるんだから、オモシロくないわけないじゃん。騙されたと思って見てみて下さいな。つまんなかったらそのDVDは私が買い取るからさ!
いやー、初めて個人的に好きなもののレビューを書けますわ!って誰もこんなライブDVD紹介を「書け!」とも「書くな!」とも言っとらんけどね。
BAHOは日本の3大ギタリスト(ってあと二人は誰やねん?)で東京の馬鹿ことCharと、大阪のアホこと石田長生(おさむ)の二人のお笑いギターコンビ、というかギター漫談というのか、とにかくコミカルなアコギユニット。
活動はとても自由奔放で、実は本人たちはBAHOを結成した!という意識はないそうで、時折思い出した様に二人でライブ活動のみやっとります。
一番最初の結成は1989年と聞いとります。オイラが初めてライブに行ったのが確か1990年頃。うわー、もう16年も前の事になるのかー。その時出たデビューアルバムが既にライブアルバムで、それから16年も経つのにオリジナルアルバムが3枚しか出ていなくって、その中のほとんどがカバーかそれぞれの持ち曲で、BAHOとしてのオリジナルがほとんどないっていう、マイペースにもほどがある活動っぷり。そんなところも私なんかよりもプロのアーティストがうらやましがるところ。コンイベ的にも、ライブにだけはとてつもない思い入れがある(というよりはライブでしか意味がないのかな?)彼らの活動はまさにお手本にしたい所。
二人のギターの巧さはさておき、チャーは一般的にはエレキギターのイメージが圧倒的だと思うけれど、アコギのサウンド、フレージング、コードヴォイシングなどはホントにMusician's Musician、プロ中のプロ!!なんて、こんな私がほめんでも良いわね。
さてこのDVDの最大の見所(笑いのツボ)は、3弦ベンチャーズ!という史上最強にして大爆笑のツインギタープレイ。何かというと、BAHOの長い歴史でベンチャーズのダイアモンドヘッドという曲をベースにしての二人のアドリブの応酬という、長いときは30分以上にも及ぶギターバトルがあったのね。そもそもベンチャーズの曲をアコギでやること自体十分笑えるんだけれど、ギターの達人のお二人はもう慣れすぎたので、初心を思い出すべくせっせとベンチャーズの練習に取り組むためにはどうすれば良いかを考えた。その結果出てきたのが、二人でギターを弾いて、まるで一人で弾いているかの様に聴かせるというモノ。実際にチャーのギターには1、3、5弦、石やんには2、4、6弦しか張っていなくって、しかもそれがそれぞれ下手からと上手からステレオでバラバラに聞こえてくるんだわ! DVDをヘッドホンで聴くとそれはもう凄いのなんのって、アホ(バホ)すぎて、それこそライブじゃなきゃ全く意味をなさないスーパープレイというかM1グランプリ級のネタ!!ホント聴いてみて下さいな。ちなみに最近は更にこの3弦ギターネタが増えていて、凄まじいテクニック!?を披露していらっしゃるのだ。
こんな調子で書き始めると軽く5年分ぐらいのブログになりそうなので、ブログのネタがつきた時にでも書かせて下さいな。今回選んだ理由は、タイトル通り音楽(音を楽しんでいる)している二人のプレイは、音楽が好きでこの仕事に興味を持った人たちにもきっと分かってもらえると思ったからで、ホントに音楽を仕事としていてしかもこれだけ楽しめるって言うのは幸せなことなんだなって思います。しかもその表現の場が『ライブ』でしかないっていうのが、このBAHOの一番のウリ。だって純粋なスタジオテイクしかはいっていないアルバムはマキシシングルが1枚だけ。ライブものはCDで3枚、DVDで4枚とまさにライブにこだわった(というかライブでしか表現出来ない)ものばかり。これはとてもとてもコンイベ的だよね!もちろんお笑いばかりでなく、お洒落でクールでアツーいプレイも満載。こりゃーため息もんでっせ。そんな二人が更にウケを狙ってくるんだから、オモシロくないわけないじゃん。騙されたと思って見てみて下さいな。つまんなかったらそのDVDは私が買い取るからさ!
n-46682144 at 19:10 | この記事のURL | |