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おすすめコンサート

2006年01月16日 おすすめコンサート

前回がアイルランドの英雄、その規模のデカさでは驚いてしまうデカさのU2を取り上げましたが、今度は全く違った視点で興味深いものを紹介したいと思います。好き嫌いはあると思うけど、格好良さは否定できないと思います。それは・・・
RUMBLE IN BRIXTON STRAY CATS

世界中に受け入れられている現役バリバリのロカビリーバンドと言えば、やっぱこれでしょう!
イケイケな3人のオッサン達。まぁどこを切ってもカッコいいったらありゃしない。
もちろん単品!?で超有名なVo&Gtのブライアンは、若かりし頃よりちょっぴり(でもないか!)太って、ホッペタのあたりが宍○錠みたいだと思っちゃうけどやっぱりカッコいい。もちろん歌もギターは文句がつけようもないくらい上手いし、そんな宍○錠みたい(しつこいか!)でもセクシーなんだわな、これが!
 ここ数年のクリスマスでは、街中の至る所で彼率いるBrian Setzer Orchestraのクリスマスアルバム『Bogie Wogie Christmas』が鳴っていたので、彼の声とギターは誰でも耳にしているはず!このBSOもいずれ紹介するつもり。
 
 そして、ウッドベースを演奏、なんて表現は生温い!まるで総合格闘技。打撃あり寝技あり。恋人と片寄せ合って艶っぽくエッチな雰囲気を醸し出す部分ももちろんあるんよ。でもコブラツイストかけたり、へそで投げるバックドロップに、マウントポジション(ホントにウッドベースに乗っかっちゃうし!)でボコボコにせんばかりにパンチを繰り出す。そのビートでこっちがKOされちゃう!どんなヤツでもSwingingにさせるLee Rocker(って名前がカッコいいもんね)のBass。
 今回のお薦めする一番の理由!これこそライブを見なければ全く分からない。叩いている姿がカッコいい!!私の中では世界一ダンサブルなドラマーのSlim Jim Phantom!!! このオッサン、名前の通りスリムなんだけれど、何がスリムってドラムセットがスリムなんだわ。ベードラとスネアとハットだけ、あとはナーンもなし(ってたまにフロアとか付け足してるけど・・)
 音だけ聞いていたらとてもメロディアスなドラムで、とても太鼓の数がたったそれだけなんて思えない。それにこのお方、驚くことにライブ中立ちっぱなし。椅子がないのは、子供の頃にひたすら廊下に立たされていたからなのか?? ステージ上を走り回り、ビートに乗って踊りながら叩く姿なんざぁ、なんで誰も真似しないの?って言うくらいカッコいい。でもそんな叩き方とサウンドは誰も真似できないし、真似したところで彼の真似にしかならないから、結局誰も出来ないか!
 
なんだか止まらなくなってきましたので無理矢理結びに入ります。

 少しだけコンイベ的にまともなお薦め理由。このライブが収録されたBRIXTONのホールがまたイカしたホールでね。たまに映る客席とか見るとどっかのオペラハウスみたいな雰囲気。でもそんなところでスタンディングでガンガン暴れられるなんて、日本じゃちょっと考えられない。ロック系のコンサートをやるアートスフィアじゃとてもこうはいかないし(椅子もあるからスタンディングは無理だわな!)、グローブ座じゃそもそもロックをやらせてくれんもんね!この辺に文化やロックの根付いている歴史を感じるんだなー。日本人としてちと悔しいところ。

 とにかく語り始めたらこんなスペースじゃ足りません。とにかくカッコいいので、年食ってもイケイケでいたい人は是非どうぞ!

そうそう、前回のBlogでU2がちっとも日本に来ないなぁーなんて言っていたら、なんと4月4日に日産横浜スタジアムの来日公演が決定しました。VERTIGOツアーの細かい情報がまた手に入ったので、直前になったらまた紹介したいと思います。

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