コンサートイベント科 ブログ個別記事(コンサートスタッフ 専門学校)

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蒲田 八王子 2年制 コンサート・ライブハウス業界のプロをめざす人の情報ブログ コンサート・イベント科ブログ

あけましておめでとうございます。

2006年01月09日 あけましておめでとうございます。

遅まきながらあけましておめでとうございます。今年も宜しくお願いします。

唐突ですが、このブログの内容をさらに充実させたいと思いましたので、毎週月曜日は色々なコンサートで、DVDやビデオ化されているものの中から、コンサート・イベント科的にお薦めできるものを、私個人的な視点でピックアップして皆さんに紹介して行きたいと思います。この業界の仕事を目指すのなら、知っていて損はないものを紹介していくつもりです。皆さんの引き出しの中身を充実させるのにお役に立てれば嬉しいです。
紹介文は、あまりしゃちほこばった文章だとそのライブのすごさを伝える自信がないので、思い入れをこめたくだけた文章に終始することにします。その点御了承ください。

さて記念すべき一発目は・・・

VERTIGO 2005//U2 LIVE FROM CHICAGO
しょっぱなは誰もが否定できない完成度の高さを誇るヤツにしたよ。変にマニアックなの選んでドンびかれちゃ悲しいし。
U2のコンサートにかける情熱は凄い、凄すぎる!! 世界広しと言えども数えるくらいしかおらんでしょう。さらにそれを映像として残すことにかけてのこだわりは、あまりにこっていて、すごいを通り越して『何考えとんじゃい!?』というくらいお楽しみ特典映像やらコンテンツがたっぷり。これに匹敵できるのはもはやスターウォーズの特典映像くらいじゃないの?なんて思ったりするくらい凄いんだわ。
それはコンサートに来れなかった人たちにも楽しんでもらう(だってちっとも来日してくれないし)、そして今の時代の映像メディアの主流であるDVDならではの様々な楽しみ方を盛り込むことにかけての力の入れ方は、半端じゃありません。
かくいうこの私、U2自体は彼らがデビューした頃や、彼らの大出世作WAR(闘)なんかは多感な中学生だったはずなのに、何も興味は持てなかったのでした。『なんだかこのボノ(Vocal)って小難しい理屈ばっかこねやがって、何いっとるかさっぱり分からん』と当時の私の理解できたのはせいぜいそんなもん。今考えてみたらそれが不幸の始まりなんですわ。だってそれのおかげで、様々なコンサートを見に行ったくせして、貴重な貴重な来日公演を見逃すどころか、来日したことすら知らんで、いつの間にかこの業界に足を突っ込んでるわけですよ。
 それがこの仕事をするようになって、たまたまU2の作品を見かけて、驚いたのなんのって・・・
規模のデカさ、独創性、メッセージ性の強さ・・・ ウーーーーン、言葉がでません。
実際のところ今回紹介しているVERTIGOよりも、個人的にはElevationやPop MartやZoo TV、Rutt & Humといった以前のツアーのDVDの方が楽しめるんだけれど、Vertigoは去年くらいまでiPodのCMでもつかわれていたし、なんといっても赤と黒のiPodのU2モデルもでているくらいだから、こっちの方が取っ付きやすいでしょ。
 今回のツアーの見所は、今や大規模なライブでは定番となったLEDの映像。U2のコンサートはステージセットに映像を取り入れるのには常に様々な工夫を凝らしています。彼らのツアーは常に世界初のテクノロジーを駆使して、それを他のアーティストが色々真似して自分たちのコンサートに取り入れているのです。今回はLEDのカーテンがどの方向から見てもその映像が見れるようになっているところ。と言葉で書いても???となってしまいそうなので、ぜひ一見あれ。いずれ紹介するジャニーズ系のコンサートなんかはU2のコンサートで使われたものが沢山応用されています(といってもU2は宙に飛んだり、ローラースケートなんかしないけどね)
 なかなか私の駄文ではコンサートの凄さを伝えるのは難しいんだけれど、それでも興味を持ってくれたのであれば、ぜひチェックしてみて下さい。次回もお楽しみに。

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